新築を建てる時には、家族で相談をして、それぞれの希望を集めると思いますが、最終的に会社を選ぶのは誰なのでしょうか。やはり、お金を支払う父が決定権を持つのか、それとも、最も長い時間そこで生活する母が決めるのか、少し気になる点でもありますよね。そこで、今回は見学に行く会社を選ぶ決定権を誰が持っているか、アンケートを取ってみました。
【質問】家を建てる際に、建築会社の情報を収集した後、
どの会社に見に行くか決定するのは誰ですか?
【回答数】
ご主人:18
奥様:11
二人で:52
親:15
その他:4
やはり二人で決めるのが一番か!?
二人で決めるという意見が最も多くなりました。
・どちらか片方だけの意見で決めるのはおかしいと思うので、2人で決めます。
・2人で一緒に見に行かないと後で何かあっても文句を言えないから。
・あとで不平不満が出ないように。でも、二人の意見のように持っていくのは妻の私です。
・家は自分一人で購入するものではないし、家族で作り上げていくものだから。
どちらか一方の意見で決めることに納得出来ないというのは当然のことなのかもしれません。しかし、結局は妻の意見が大きくなることもあるようです。一生に一度だけの大きな買い物ですから、お互いに納得できる後悔のないお買い物になるようにしたいですね。女性と男性、両方の価値観から判断できた方が良い家が建てられるのではないでしょうか。
主人に決めてもらうという意見も多数
お金の面や、建築に関する知識が多い主人に任せるという意見もありました。
・一家の大黒柱であるという自覚を持たせるために絶好の機会なので。
・2人で話し合いはするが、最終的な決定権は一家の大黒柱である旦那。
・いくら蓄えがあってもローンを組むことになるし、経済力のある主人にお願いする。
・旦那は家にいるのは妻の方が時間が長いとすべてを一任してくれました。また最終決定はもちろん旦那がひつようです。
・親との同居をするための家なので私だけでなく親の意見も重要視する必要があった。
お金を出す人が最終的に決定するべきだという意見が多くありましたが、2人で話し合いをした上で決めてもらう方が多いようです。ローンを組むことも考えると、資金の状況を把握している主人が決定した方がスムーズに話が進むかもしれません。また、男性の方が最新の建築工法に詳しいといった意見もあり、女性だけで決めてしまうのは確かに少し怖いかもしれませんね。
また、親と同居を考えている人は、親の意見を尊重するためにも親の決定を大事にしているようでした。家に一番長くいる奥様の意見を通すという意見もあり、それぞれの家の状況によって決める人が変わってくるようです。
2人の話し合いと主人の経済力が決め手!
2人で話し合いをすることが前提で、最終的には主人が決定するという意見が多くありました。大きな買い物になるのはもちろんですが、家族が長年暮らすことになるので、全員が納得できる家造りができるようにするとよいでしょう。経済的な面は主人が決めて、内装や寝室などは女性が決めるようにするなど、適宜分担して決めていくことによってより過ごしやすい家にできるかもしれません。このような機会に、夫婦で経済面の相談や情報共有をしたり、お互いの価値観を再認識したりするのも良いかもしれませんね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年1月26日~2月9日
■有効回答数:100サンプル