家づくりで全てにおいて重要になってくる“総予算”。
一生に一度の買い物であれば、多少無理をしてでも・・・とお考えになる方もいらっしゃいます。
しかし、家は建てて終わりではなく、“住み始めてから”のことも視野に入れなくては、
満足のいく生活は得ることはできません。
旅行もしたい、おしゃれもしたい、お子様の教育にもお金をかけてあげたい・・・
そういう生活の一部として、マイホームにかけられる総予算はどれくらいなのか。
今の自己資金がいくらで、住宅ローンでいくら借りることができて、月々の返済はいくらなのか。
そういった基準を決めておくことが、いい家づくりにつながります。
住宅を安くするためには、床面積を狭くしたり、設備・仕様のグレードを落すのが手っ取り早い方法で
あるのは確かです。しかし、それだけでは理想の家は建てられません。
少し考え方を変えて、無駄を省くだけで、様々なコストダウンができるようになります。
例えば、玄関ホールから続く廊下をなくし、そのままリビングに入る間取りにすれば
廊下がなくなることにより、それだけでも100万円近いコストダウンになることもあります。
あまり馴染みがなく、イメージしにくい間取りかもしれませんが、
家族の出入りがリビングやキッチンから見えるので、家族の動きをいつでも把握でき、
コミュニケーションの機会も増えるはずです。間仕切りの壁1枚でもコストダウンにつながります。
全て、生活ニーズに合わせた考え方次第です。
生活をイメージしながら無駄を省く。こんな提案をしてくれる工務店を探すこともポイントの1つです。
当たり前のことかもしれませんが、つくり手と建築予定地が遠ければ遠いほど、
時間も交通費も必要になってくるため、当然、工事費が高くなります。
その上、現場監督さんも、遠距離であれば、行ける時間も頻度も限られてしまうため、
品質も心配になります。
逆に近場で依頼すれば、そういった心配はなくなりますし、建てた後の万が一の破損や修理、
メンテナンスに時間がかかることもなくスムーズに対応してくれるため、安心感もあります。
建てた後のお付き合いが何十年もあることを考えると、地元密着で、気軽に相談できて、
すぐに対応してくれるつくり手の方が良いのは明らかです。